落語の演目

みいら取りみいらとり

滑稽噺廓噺戦時中の禁演落語若旦那奉公人吉原

吉原に居続ける若旦那を迎えに行かせた奉公人たちが次々と居着いてしまい、最後に向かった飯炊きまでも居続けてしまう滑稽噺。

あらすじ

吉原へ遊びに出た若旦那が二日たっても帰ってこないので、店は番頭を迎えに行かせるが、番頭も五日戻らない。続いて鳶の頭を迎えにやるが、これもまた七日居続けてしまい、迎えに行った者が居着いてしまう始末になる。

そこで台所を預かる飯炊きの奉公人が、必要なら縄をつけてでも連れ戻すと言い出し、自ら吉原へ向かうことになる。若旦那のいる座敷にずかずかと乗り込み、帰るように言葉を尽くして意見をしたうえ、聞き入れなければ力ずくで連れ出そうという勢いを見せる。

すっかり観念した若旦那は、それならせめて一杯だけ付き合ってくれと酒を勧める。飯炊きは酌をしてくれる女の愛想の良さに気をよくして杯を重ねるうちにすっかり酔ってしまい、若旦那がそろそろ帰ろうと声をかけても、いっこうに腰を上げようとしない。

帰ろうと促す若旦那に、酔った飯炊きが「俺アもう二にいるだよ」と居座る構えを見せる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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