鍬盗人くわぬすっと
別題: 鍬の狂歌
鍬を売って酒代にしてしまった奉公人が、許しを乞うために苦し紛れの歌を詠む短い滑稽噺。
あらすじ
歌の師匠が奉公人の権助に、家の前の地ならしをするよう命じるが、鍬がないのでできないと言い返される。事情を尋ねると、権助は酒を飲みたいばかりに鍬を古道具屋へ売ってしまったらしい。
師匠は、昔ある歌人が人の庭で実を取ろうとして見つかり、当意即妙の歌のやり取りで許されたという話を聞かせ、権助にも一首詠めば許すと持ちかける。
権助は鍬を盗んだことを認める歌を詠み、下の句で「スキがあったらまたも盗もう」と締めくくった。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

