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講談の演目

菅原天神記すがわらてんじんき

御記録物連続物出世意地幽霊実説

文才で出世を重ねた菅原道真が、藤原時平と対立して大宰府へ左遷され、死後に天神として祀られるまでの一席。

連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は御記録物(大名家に伝わる記録や御家騒動。金襖物ともいう。)

あらすじ

学問の神とされる菅原道真は、承和12年(845年)に学者・菅原是善の家に生まれる。幼いころから文才にすぐれ、十八歳で文章博士に任じられてから出世を重ねる。

藤原氏が政治へ進出し始めると、道真はその専横を抑えて天皇中心の政治を実現しようとした宇多天皇に信任され、朝政の中枢へ携わる。その姿は渤海使の目にも大人物と映り、使節団は絵に描いて持ち帰ったほどだった。

醍醐天皇の代に右大臣となるが、藤原時平と対立して大宰府へ左遷される。時平の横暴に怒りを覚えながら、延喜3年(903年)に没した。死後、都では大雨や雷が相次ぎ、時平は道真の怨霊によって死去する。ほかの公家にも犠牲者が出たことから、時平が被せた罪は取り消され、北野天満宮として祀られるようになった。

成立と背景

古くは大阪の玉田派の十八番とされた話。

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講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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