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宮本武蔵みやもとむさし
宮本武蔵と佐々木巌流の果たし合いを軸に、二刀流の誕生から巌流島の仇討ちまでを読む連続物。
連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は武芸物(剣豪・武芸者の話。)
あらすじ
宮本武蔵と佐々木巌流、すなわち小次郎の果たし合いを軸に、武蔵の出生から二刀流の誕生までを読む。
実父の吉岡無二斎が剣術試合の遺恨から巌流に暗殺される事件があり、播州姫路で剣術指南役を務めていた巌流を追いかけて、巌流島で仇討ちの本懐を遂げるまでが読まれる。寄席などでは、塚原卜伝の庵を訪ねたときの「鍋蓋試合」がよく読まれる。
成立と背景
神田派に伝わる『寛永宮本武蔵伝』と、宝井派に伝わる『天正宮本武蔵伝』の二つの系統がある。前者は江戸初期の寛永年間を背景に作りごとを交えて描き、後者は戦国末期の天正年間を背景に、比較的史実に沿って描かれている。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『講談事典』瀧口雅仁、丸善出版、2023年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

