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講談の演目

小野治郎右衛門おのじろうえもん

武芸物一席物剣術果たし合い剣豪修行

一刀斎の二人の弟子が極意をかけて争い、書を奪って逃げた兄弟子を追う一席。

一席物(一話で完結する話)。系統は武芸物(剣豪・武芸者の話。)

あらすじ

三代将軍家光へ剣術を指南した小野派一刀流の開祖・小野治郎右衛門は、若いころ神子上典膳といった。越前敦賀の山中で、剣術の神様と呼ばれた一刀斎伊東弥五郎景久に就いて極意を得た人物である。

一刀斎にはもう一人、小野善鬼という弟子がいた。一刀斎は二人を立ち合わせ、勝った者へ極意を授けることにする。ところが善鬼は極意の書を奪って逃げてしまう。

師の命を受けた典膳は書を取り戻しに向かい、大きな瓶に隠れていた善鬼を斬る。のちに、善鬼が小野の家名を興そうとしていたと知り、自らその名を継ぐことにした。

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講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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