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講談の演目

寛永御前試合かんえいごぜんじあい

武芸物連続物果たし合い剣術剣豪将軍江戸

別題: 寛永武術競、寛永武勇鑑、武術の誉

三代将軍家光の上覧のもと、諸国の武芸者が江戸城で技を競うという設定で読まれる武芸物。

連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は武芸物(剣豪・武芸者の話。)

あらすじ

寛永13年(1636年)5月5日、江戸城の吹上御苑で、三代将軍家光が上覧する御前試合が行われる。剣・弓・馬・槍・薙刀・棒術・鎖鎌・手裏剣にすぐれた武芸者が集まる。総奉行を松平伊豆守、世話役を大久保彦左衛門、審判役を柳生飛騨守と小野治郎右衛門が務める。

出場者として、羽賀井一心斎、浅山一伝、磯端伴蔵、荒木又右衛門、樋口十三郎、宮本伊織、高田又兵衛、宝蔵院覚禅坊、渋川伴五郎、竹内加賀之助、日置民部、山田真龍軒、毛利玄達、曲垣平九郎、筑紫市兵衛らが読まれ、それぞれの立ち合いが描かれる。

成立と背景

試合そのものは後世の作りごとで、史実にもとづくものではない。そのため、種本や演者によって出場者や立ち合いの中身は異なる。『仙台の鬼夫婦』の最後に、井伊直人とその妻が試合へ出て真龍軒と当たるという形で読まれることもある。

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講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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