落語の演目

〆込みしめこみ

滑稽噺長屋泥棒夫婦喧嘩上方落語が原話

家に忍び込んだ泥棒が身を隠したまま、思いがけず夫婦げんかの仲裁をするはめになる噺。

あらすじ

ある家に忍び込んだ泥棒が、箪笥の引き出しを開けて盗んだ品を風呂敷に包み、そろそろ逃げ出そうとしたところへ、ちょうど亭主が帰ってくる足音が聞こえてきた。あわてた泥棒は逃げる間もなく、台所の上げ板の下に身を隠す。

風呂敷包みを見つけた亭主は、女房が男と逃げる支度をしていたのだと思い込み、湯屋から戻った女房を問い詰めて夫婦げんかがはじまる。争ううちに亭主が投げた熱湯入りのやかんが床の上に飛んできて、隠れていた泥棒がその熱さに飛び出してしまう。

姿を現した泥棒は、その風呂敷包みは自分が盗みのためにこしらえたものだと打ち明け、おかげで夫婦げんかは収まる。別れずに済んだことを喜んだ亭主は泥棒に礼を言って酒を勧め、勧められるまま飲んでいるうちに、泥棒はすっかり酔って寝入ってしまう。

亭主が女房に「物騒だから戸締りをしておけ」と言うと、女房が「泥棒なら家の中で寝ているじゃないの」と返す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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