落語の演目

質屋芝居しちやしばい

滑稽噺芝居見物商売番頭小僧上方落語が原話

主人から小僧まで芝居に夢中な質屋が、客を待たせたまま蔵の中で芝居の真似事に興じてしまう噺。

あらすじ

主人から小僧まで芝居好きの質屋に、急用で裃を出してほしいという客が訪れる。質札を受け取った小僧が蔵へ向かうと、隣の稽古屋から聞こえてくる三味線の音に誘われ、預かっている裃を身につけて芝居の真似をはじめてしまう。

小僧が戻らないところへ布団を出してほしいという別の客が来たので、番頭が蔵まで様子を見に行くが、誘われるまま一緒に芝居に加わってしまう。二人とも戻らないことに気づいた主人が蔵に様子を見に来ると、二人の芝居に自分も引き込まれ、見物のまねごとをはじめてしまう。

なかなか品物が戻ってこないことにしびれを切らした客が、様子を見に自分で蔵の近くまで行ってみると、預けていたはずの裃や布団がぞんざいに扱われているのが見える。腹を立てた客は、自分の品物を取り返そうと、蔵の中へ入ろうとする。

蔵に入ろうとする客を主人が「タダ見はならん」と止めると、客は「表で札を渡しています」と返す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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