落語の演目

庭蟹にわがに

滑稽噺番頭小僧

別題: 洒落番頭

洒落が通じない生真面目な旦那が、洒落の名人だと評判の番頭に、実際にやってみせてほしいと頼み続ける滑稽噺。

あらすじ

得意先で、自分の店の番頭が洒落の名人だと評判になっていることを知った旦那は、生真面目な性分で洒落のおもしろさが分からず、番頭に実際にやってみせるよう求める。番頭がお題をもらって次々に言葉を掛け合わせてみせるが、旦那にはその面白さが伝わらず、そっけない反応を返すばかりだった。

何度示してみせても納得しない旦那に、これほど頼んでいるのに洒落られないとは名人の名が泣くと言われ、番頭は困り果てる。様子を見かねた小僧が、洒落とはどういうものかを分かりやすく説明すると、旦那はようやく得心して番頭に謝る。そしてもう一度洒落てみせてほしいと頼む。

番頭が「旦那のようにそう急いでおっしゃっても洒落られません」と答えると、旦那はその返し自体を洒落として面白がる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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