お直しおなおし
盛りを過ぎた遊女と所帯を持った男が、博打がもとで最下級の商売に手を出し、夫婦のもつれを見せる噺。
あらすじ
盛りを過ぎた遊女と店の若い衆が深い仲になり、主人の取り計らいで所帯を持つことになる。女は勤めをやめ、客と遊女の間を取り持つ役に回り、夫婦二人で通いの奉公を続けることになった。
やがて亭主が博打に手を出すようになり、店の金にまで手をつけ、仕事も休みがちになる。困った亭主は、格の低い遊女屋を自分たちではじめようと女房に持ちかける。
その商売は、客を引き込んで線香一本が燃え尽きるまでを一区切りとし、時間が来ると声を掛けて、あらためて代金を取って続けさせるというものだった。最初の客が女房と楽しそうにしているのを見て、亭主はやきもちを焼き、何度も声を掛けにいく。
客が帰ったあと、亭主は自分のしていることに嫌気がさして女房に当たるが、女房は亭主のそばにいたいからこそ我慢していると打ち明け、二人は仲直りをする。そこへ先ほどの客が戻ってきて、また同じ言葉を口にする。
仲直りをしたところへ客が戻ってきて、「おう、直してもらいなよ」と声を掛ける。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

