落語の演目

貧乏神びんぼうがみ

滑稽噺貧乏夫婦

追い出そうと陽気に騒いだら、貧乏神が仲間を連れてくると言う話。

あらすじ

みそかの掛け取りのことで夫婦げんかをしているところへ、貧乏神が入り込んできました。

貧乏神は、これまでいた家は陽気な婆さんの家で居心地が悪かったが、この家は居心地がよさそうだからしばらく厄介になると言い出します。

たまらなくなった夫婦は無理をして友達を集め、賑やかに騒ぎ立てて貧乏神を追い出そうとしました。

やがて貧乏神の体がふわりと浮き上がり、そのまま出て行きそうな様子を見せました。夫婦は「みなで陽気に騒いでいるので、たまらなくなって出て行くんだな」と声をかけました。

貧乏神はこう答えました。「いや、あまりおもしろいから友達を連れて来るんだ」

成立と背景

原話は安永三年に刊行された笑話集「仕形咄」に収められた「説経」という小咄です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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