落語の演目

孝行糖こうこうとう

滑稽噺長屋与太郎商売親子上方落語が原話

親孝行の褒美を得た与太郎が、その評判にちなんだ飴を売り歩く滑稽噺。売り声の調子に合わせた落ちが付く。

あらすじ

親孝行の徳でお上から褒美の金をもらった与太郎に、長屋の連中が商いをさせようと思いつく。昔ほかの土地で流行った飴にならい、鉦や太鼓を鳴らしながら売り歩く飴を考え、褒美にちなんだ名をつけて与太郎に売らせることにした。

与太郎は、昔の異国に伝わる親孝行の言い伝えを盛り込んだ売り声の文句を教わり、鉦と太鼓を打ちながら威勢よく売り歩いたところ、よく売れる。ところが、鳴り物を禁じている位の高い武家屋敷の前でも同じ調子で売り声を上げてしまい、番人に棒で打たれてしまう。

与太郎を知る通りがかりの者が助けに入り、どこを打たれたのかと尋ねる。与太郎は痛みをこらえながら、売り声のときの調子のままで答えてしまう。

どこを打たれたか尋ねられた与太郎は、痛がりながらも「こうこうと、こっこうとー」と売り声そのままの調子で答えた。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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