落語の演目

怪談累草紙かいだんかさねぞうし

人情噺怪談噺殺し江戸

別題: 累草紙、古累

江戸へ戻ろうとする武士が、道中の宿で出会った女性と深く関わり、最後にその女性を手にかけてしまう怪談。

あらすじ

武家の家に生まれた男は、十二歳のときに他国の家へ養子に出される。十年後、江戸と実の父を恋しく思い、養子先を離れて父から譲られた脇差を手に江戸へ向かう。

道中の宿で、階下から聞こえる女の唄声に惹かれた男は、その女に思いを打ち明け、証として大切な脇差を渡してしまう。翌朝、女の顔を見ると、病と火傷のために顔が変わり果て、目も見えない状態だった。

江戸へ向かう道中で女に脇差を返してもらおうとするが、女は応じない。腹を立てた男は女を不実な妻呼ばわりして離縁を言い渡し、女が黙って脇差を取り返そうとした拍子に指を切ってしまう。男は女を殺して脇差を取り戻し、江戸へと向かう。

男は道中で出会った女を殺し、取り戻した脇差を手に江戸へ向かうところで終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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