落語の演目

今戸焼いまどやき

滑稽噺長屋女房夫婦見立て芝居見物

別題: 俳優の命日

芝居見物から帰った女房が、拗ねる亭主を持ち上げようと人気役者にたとえるが、実は焼物の人形のことだった。

あらすじ

女房が留守の間、亭主は芝居にでも行っているのだろうと愚痴をこぼしながら火をおこしている。よその夫婦は仲がよく見えると、他人の家庭をうらやましく思う。

帰ってきた女房は悪びれもせず、見てきた芝居の話を始め、よその亭主を評判の役者にたとえて褒めるばかりで、自分の亭主のことは話題にしない。

不機嫌になる亭主の機嫌を取ろうと、女房はようやく亭主を人気役者の名にたとえる。喜んだ亭主だったが、女房が口にしていたのは役者ではなく、今戸焼で作られた人形のことだった。

喜ぶ亭主に、女房は「役者ではなく今戸焼の人形のことだ」と種明かしをする。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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