仕立おろししたておろし
縫えないと言われた女房が布に穴を開けただけの着物を作る短い話。
あらすじ
夫婦げんかの最中、亭主が「浴衣一枚も縫えないのか」と女房に小言をいうと、女房は「あなたの着るものくらい縫ってみせます」と言い返しました。
女房は端切れをつなぎ合わせ、真ん中に丸い穴をあけただけの布をこしらえて亭主にかぶせ、穴から首だけを出させました。その姿を見て、亭主自身が笑い出してしまいます。
女房は「この人は仕立おろしを着たので喜んでいる」といいました。
成立と背景
雷門助六が高座にかけている噺で、もとは柳派に伝わっていたということです。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

