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講談の演目

雷電の初土俵らいでんのはつどひょう

力士伝一席物相撲出世力士実説江戸

明和四年生まれの為五郎が江戸の相撲部屋に入門し、四代目横綱谷風の弟子となったのち、雷電の名で幕内の土俵に初めて上がる一席。

一席物(一話で完結する話)。系統は力士伝(相撲取りの話。)

寛政力士伝』の一席

あらすじ

為五郎は明和四年に生まれ、のちに江戸へ出て浦風部屋に弟子入りする。しかし力があまりに強く、誰も胸を貸せなかった。四代目横綱谷風梶之助がその稽古を引き受け、寛政三年、両国の回向院で行われた五月場所において、雷電の名で幕内の土俵に上げ、初めて取り組ませることにする。

初日にあたったのは、幕内の上位に位置する古株、八角正右衛門である。自慢の片差しではなく両腕を差し込む型で雷電に迫ったが、雷電は少しも慌てることなく、平手を一発浴びせると、八角の顔つきが大きく変わった。

成立と背景

「雷電の初土俵」は「谷風の情け相撲」とともに「寛政力士伝」に含まれる一編で、横綱谷風の弟子となった雷電為右衛門の初土俵を描く。

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講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談入門神田松之丞/編・文 長井好弘/写真 橘蓮二河出書房新社2018年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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