このページは公開前の確認用です。URLを知っている人だけが見られる状態にしてあります。 サイト内のメニュー・サイトマップには出ておらず、検索にも登録されません。 内容を確認したうえで公開に切り替えます。

講談の演目

鬼面山谷五郎きめんざんたにごろう

力士伝一席物出世相撲情け力士江戸

大飯食らいゆえに奉公先を追われた若者が、大関阿武松に弟子入りし、十三代目横綱にまで上る一席。

一席物(一話で完結する話)。系統は力士伝(相撲取りの話。)

あらすじ

幕末から明治にかけて、岐阜の養老町の出身に鬼面山谷五郎という力士がいた。幼名を力松といい、体格はよいが、その分たいへんな大飯食らいで、奉公に出されても人並み外れた量を食べるため店を追い出されてしまう。

尾州の宮の船着き場まで来た力松は、江戸尾張町の木綿問屋・島田屋の番頭清兵衛と出会う。手伝いをしたところを気に入られ、ごちそうになったうえ、江戸で世話になることになる。そこで知り合った大工の源助から、飯を腹いっぱい食べるのが望みなら相撲取りになれと言われ、大関の阿武松緑之助を訪ねる。

弟子を相手に取らせると勝てる者がいない。阿武松自身が立ち合ってもかなわなかった。「力松」の名で土俵に上がり、のちに四股名を「弥高山」と改める。やがて蜂須賀阿波守のお抱え力士となり、ついには十三代目横綱の鬼面山谷五郎にまで上りつめる。

成立と背景

鬼面山谷五郎は実在の力士で、十三代目横綱を務めた人物である。明治2年(1869年)に、明治以降で最初の横綱となったが、そのとき四十三歳で、横綱在位は短かった。

この演目を調べる・聴く

講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

← 講談の演目一覧へ