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講談の演目

木村長門守きむらながとのかみ

軍談連続物忠義意地合戦忠臣上方

別題: 木村重成、血判見届け

父を失って苦労して育った木村重成が、無礼にも堪えて秀頼に仕え、家康の本陣で血判を見届ける一席。

連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は軍談(合戦を読む。講談のもとになった種類。)

あらすじ

木村重成の父・木村常陸介重茲は豊臣秀次の家老だったが、秀次が謀反の罪で斬首されると自らも切腹した。重成は苦労して育つが、十二歳のとき淀君に見出され、秀頼の側近となる。

以後、淀君や、悪臣の大野道犬、茶坊主の智徳院から、わがままや無礼な仕打ちを受けるが、重成はすべて受け入れていく。

大坂冬の陣では、徳川家康のいる茶臼山の本陣へ出向き、和睦の神文に押す血判を見届ける。そのときの堂々とした姿に家康も感心する。

成立と背景

『難波戦記』の一つに数えられる。近年は、無礼を受け入れる場面を「木村長門守堪忍袋」、血判の場面を「血判見届け」、大坂夏の陣で二十一歳で討ち死にする場面を「木村長門守重成の最期」として、一席物で読むことが多い。

この演目を調べる・聴く

講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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