落語の演目

夢の酒ゆめのさけ

滑稽噺夏の噺夫婦

別題: 橋場の雪・夢の瀬川

昼寝中に見た夢の色恋を巡って夫婦げんかとなり、仲裁に入った大旦那も同じ夢を見に行く滑稽噺。

あらすじ

昼寝をしていた若旦那は女房に起こされて機嫌を損ねる。見ていた夢の中身を尋ねられ、向島まで出かけた帰りに雨に降られて、ある家に雨宿りをさせてもらったと話す。その家の女中に招き入れられ、初対面のはずの女主人がなぜか自分のことを知っていて、もてなしを受けているうちに、色めいた雰囲気になったところで起こされてしまったのだと明かす。

その話を聞いた女房は腹を立てて言い合いになり、しまいには泣き出してしまう。ちょうど居合わせた大旦那が仲裁に入るが、それでも女房は納得せず、向島まで出向いてその女に会い、代わりに叱りつけてきてほしいと大旦那に頼み込む。

大旦那は嫁に勧められるまま願をかけて横になると、夢の中で若旦那が立ち寄ったのと同じ家にたどり着く。酒を勧められるが、燗でなければ飲まないと断り、燗ができるまで冷やでどうかとさらに勧められても遠慮しているうちに、嫁に起こされてしまう。

目覚めた大旦那は「惜しいことをしたな」ともらし、嫁に理由を尋ねられると「いや、冷やでもよかった」と答える。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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