落語の演目

高砂やたかさごや

滑稽噺長屋八五郎ご隠居若旦那稽古

仲人役を頼まれた男が祝いの謡を覚えきれず、式の場でしどろもどろになってしまう滑稽噺。

あらすじ

男が知り合いの商家の若旦那の仲人を頼まれ、隠居のところに相談に行く。嫁になる娘の実家とは付き合いがあり、男の家にその娘が出入りしていたころ、若旦那がひと目で気に入ったのだという。隠居は出世になることだから引き受けるようにすすめ、仲人は祝いの謡を謡う決まりだと教えて稽古をつける。

男はうまく謡うことができないので、はじめの一節だけを覚えて、あとは何とかなるだろうと済ませようとする。ところが式の場で一節を謡ったあと、続きは親類にゆずろうとしても、あいにく誰も謡ってくれる者がいない。

困った男は同じ一節を繰り返すうち、しまいには文句を取り違えて、まったく別の言葉を口にしてしまう。まわりに指摘されてはやり直し、最後には声を上げて泣きながら謡ってしまい、見かねた周りの者が助け船を出す。

泣きながら謡う男を見かねて、まわりが「助け船」を出す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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