落語の演目

七草ななくさ

滑稽噺春の噺吉原花魁商売見立て

七草の日についつまみ食いをしてしまった花魁が、客にからかわれてしまう正月らしい滑稽噺。

あらすじ

正月七日に唱え言葉とともに七草を刻んで祝う昔ながらの習わしになぞらえた噺で、吉原のある花魁が主人公になる。器量も良く芸も達者な人気者だが、こっそりつまみ食いをしてしまう困った癖があり、それが原因で客の機嫌を損ねることもたびたびある。

七草の日、我慢しきれずに魚をつまみ食いしてしまった花魁の喉に、小骨が刺さって抜けなくなってしまう。それを見た客は、七草を叩くときの唱え文句をもじり、花魁の名前と小骨のことを織り込みながら箸でその背中をとんとんと叩いてはやし立て、花魁は思わず悲鳴を上げてしまう。

はやし立てる客の唱え文句に合わせ、花魁が「イテテッテッテ」と悲鳴を上げる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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