未練の夫婦みれんのふうふ
夫婦げんかの末に妻を追い出そうとした亭主が、いざとなると未練を見せて言い訳を重ねる滑稽噺。
あらすじ
ある夫婦がちょっとしたことから言い争いになり、亭主が「一緒に暮らせないから出て行け」と言い渡す。妻は素直に応じて鏡の前に座って化粧を済ませ、身支度をひと通り整えたうえで、改めて亭主の前に座り、長らく世話になった礼を述べてから出て行こうとする。
亭主は妻に未練があるらしく、そこは玄関だから出て行くところではないと理屈をつけて呼び止める。妻が言われたとおりに裏口へ回ろうとすると、今度はこそこそ出て行くのかと文句をつけ、なかなか行かせようとしない。
表からも裏からも出られないと妻に言われた亭主は、「それなら家にいろ」と答える。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

