落語の演目

廓大学くるわだいがく

滑稽噺廓噺吉原戦時中の禁演落語勘当知ったかぶり

吉原通いを咎められた息子が、堅い書物を読んでいるふりをしてごまかそうとする廓噺。

あらすじ

毎晩のように吉原へ通う息子に困り果てた父親が勘当を言い出すが、番頭が取りなし、息子は反省して部屋で堅い書物を読んでいると聞かされる。父親が二階へ様子を見に行くと、息子は一人で大声を出しながら何かを読んでいた。

父親が何の本を読んでいるのかと尋ねると、息子はもっともらしい書き出しを装って読み上げてみせる。実際に手にしていたのは吉原の案内書で、堅い書物の言い回しをそっくりまねながら、吉原で過ごした思い出話をその中に紛れ込ませて読んでいた。

怪しんだ父親が本を取り上げてよく見ると、そこには馴染みの相手の名前が書き込まれていた。それは何かと問い詰められた息子は、学問に通じた先生の名前だと苦しい言い訳を重ね、父親とのやり取りの末に話が締めくくられる。

名前の理由を問い詰められた息子が「格子の内におります」と答えて話を結ぶ。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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