落語の演目

首ったけくびったけ

滑稽噺廓噺吉原戦時中の禁演落語喧嘩

馴染みの相手と言い合いになり店を飛び出した男が、思いがけない再会をきっかけに仲直りするきっかけをつかむ廓噺。

あらすじ

なじみの店に上がった男が、普段から通っている相手の遊女がよその部屋へ行ったきり戻らないことに腹を立て、帰ると言い出す。なだめに来た当の遊女とも言い合いになってしまい、男は機嫌を直さないまま、そのまま店を飛び出してしまう。

とはいえ、その日の営業を締める大引けをすでに過ぎていて帰るに帰れず、男は仕方なく向かいの店に上がることにする。そこにはかねてから男に好意を寄せていた別の遊女がいて、思いがけない客の訪れを大喜びで迎えてくれる。

ある日の昼、吉原で火事が起こり、男が慌てて駆けつけると、逃げ遅れた遊女の一人が溝に落ちて動けなくなっていた。それが先日言い合いになった相手だと気づいた男との、助けを求めるやり取りで話は締めくくられる。

助けを求める相手に男が「お前みたいな薄情なやつは助けない」と突き放すと、相手は「今度ばかりはこの通り、首ったけだから」と返して話が終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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