蛙茶番かわずちゃばん
商家の素人芝居をめぐる噺。役を渋る若者たちに一計を案じるが、当日は思わぬ騒動が起こる。
あらすじ
ある商家で素人芝居を催すことになった。ところが、蝦蟇の役を割り当てられた若旦那と、舞台番を任された建具屋の半公が、どちらも役を嫌がって顔を出さない。
若旦那の役どころは小僧の定吉に任せることにし、機嫌を損ねている半公には、思いを寄せる仕立屋の娘が舞台番を見に来ると聞かせて誘い出す策を取る。喜んだ半公は、とっておきの下帯を締めて臨もうと張り切る。
ところが店に向かう途中で湯屋に立ち寄っているうちに手間取ってしまい、迎えに来た定吉に急かされて下帯を締め忘れたまま飛び出してしまう。そのまま舞台番についた半公は、舞台の上で尻をまくってしまい、客席は大騒ぎになる。
いよいよ蛙の役が出る場面になっても姿を見せず、催促されると定吉が「あそこで青大将が狙っています」と答える。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

