落語の演目

市助酒いちすけざけ

滑稽噺長屋冬の噺番頭

酒好きな夜回りの男が、辛くあたられた質屋の番頭にもてなされて上機嫌になり、翌晩は皮肉な返事をしてしまう話。

あらすじ

町内の夜回りをしている男が、冬のある夜、酔っ払ったまま質屋の前を通りかかり、灯りがもれているのに気づいて声をかける。すると店の番頭からうるさいと邪険に追い払われてしまう。

そのやり取りを聞いていた質屋の主人が、代わりに火の番をしてくれている者をいたわるべきだと番頭をたしなめる。番頭は自分の態度を悔い改め、翌晩に男が回ってきた際には店に呼び入れて酒をふるまう。

男は初め遠慮していたが、飲み始めると止まらなくなり、すっかり酔って帰っていく。しばらくして再び夜回りに出た男を見た番頭は、今度はこちらから声をかけようと、店の用心はしっかりしていると自分から伝える。

番頭がきちんと火の用心をしていると自分から声をかけると、酔った男は「なに、お宅は焼けたってようございます」と返して終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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