和歌三神わかさんじん
雪見に出かけた主人が、土手で酒を飲む三人の物乞いから即興の狂歌を披露される滑稽噺。
あらすじ
俳句をたしなむ主人が、雪が降ったのをきっかけに供の男を連れて、近くの川べりへ雪見に出かけた。土手の下では物乞いの男が三人、雪見をしながら酒を酌み交わしていたので、持参した酒を気前よく分けてやることにした。
酒をもらった礼にと、三人はそれぞれの身なりや暮らしぶりにちなんだ、もじり気味の歌を一首ずつ即興で詠んでみせた。ある者は寒さの中で肘を枕に眠る様子を、別の者は垣根の下で丸くなって眠る様子を、それぞれ歌に仕立てて聞かせた。
主人に和歌の神々のようだとほめられた三人は、「馬鹿三人でございます」と返す。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

