落語の演目

堀の内ほりのうち

滑稽噺長屋女房子ども粗忽参詣人違い

粗忽を直そうと寺参りに出かけたそそっかしい男が、道中でも家でも銭湯でも次々と勘違いを重ねる滑稽噺。

あらすじ

たいへんそそっかしい男が、自分の粗忽な性分を直そうと、堀の内にあるお祖師様へ参詣することを思い立つ。ところが道中、行くべき方向とは逆に進んでしまったり、自分がどこへ向かっているのかを忘れて人に尋ねたりを繰り返しながら、どうにかたどり着く。

お参りを済ませると、財布ごと賽銭箱に投げ入れてしまったり、弁当を食べようと首にくくりつけていた包みを開けると中から女房の腰巻が出てきたりと、そこでも一騒動起こす。長屋に戻って女房に文句を言おうとするが、間違えて隣の家の女房を怒鳴りつけてしまう。

女房に頼まれ、父親に逆さに入れられるのが嫌だという子どもを銭湯へ連れて行くと、よその子どもの着物を脱がせたり、体に彫り物のある男を子どもと勘違いして叱りつけたりと、またも大騒ぎになる。

ようやく子どもの背中を洗いはじめ、ずいぶん大きいものだと感心していると、当の子どもから「お父つつあん、羽目板洗ってらあ」と声がかかる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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