反対夫婦はんたいふうふ
別題: あべこべ夫婦
何を言っても逆さまに答える女房を持つ夫婦が、日常のささいな出来事をめぐって、かみ合わない受け答えを繰り返す。
あらすじ
夫が家に帰ると、妻が外での出来事を話し始める。電車とバスがぶつかった話や、オートバイをよけて助かった話、そのときに財布を落とした話などを、危ない目に遭ったはずなのに危なくなかったというふうに逆さまに語るので、話がかみ合わない。
夫が「お茶が飲みたい」と言うと妻は「コーヒーがいい」と答えるなど、何を言っても反対のことを言い返してくる。困った夫が文句を言うと、妻は今度はお茶の葉とコーヒーの粉を取り違えて、お茶にコーヒーの粉を入れて出してくる。それでも夫は仕方なくそれを飲むことになる。
そこへ妻の父にあたる舅がやって来て、たまには子どもを連れて旅行にでも行ってきたらどうかと勧める。すると今度は、旅支度をめぐって子どもに足袋を履かせるかどうかで意見が分かれ、また夫婦で言い合いになってしまう。
足袋を履かせる理由を尋ねる夫に、妻はことわざをもじって「かわいい子には足袋をはかせよ」と答える。
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- 国立国会図書館サーチ
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- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

