落語の演目

後生鰻ごしょううなぎ

滑稽噺戦時中の禁演落語上方落語が原話参詣食べ物

観音参りの帰りに鰻屋の前を通りかかった隠居が、さばかれかけた鰻を買い取っては川に放してやる。

あらすじ

信心深い隠居が観音様への参詣の帰り道、鰻屋の前を通りかかると、まな板の上でさばかれようとしている鰻を目にする。気の毒に思った隠居は代金を払って鰻を買い取り、二度と人に捕まるなと言い聞かせてから前の川へ放してやり、満足して帰っていく。

隠居は次の日も同じように鰻を買っては川に放してやる。鰻屋の方も商売になるので隠居が来るのを楽しみにしていたが、あるときからぱったりと姿を見せなくなってしまう。しばらくして隠居が久しぶりに店へ現れたとき、鰻を仕入れていなかった鰻屋は、この機会を逃すまいと自分の赤ん坊をまな板の上に乗せてみせる。

赤ん坊を見た隠居は代金を払ってそれを引き取り、「あんな親のところに生まれるんじゃないぞ」と言う。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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