落語の演目

お杉お玉おすぎおたま

滑稽噺上方落語が原話参詣銭勘定

別題: 間の山お杉お玉

伊勢の間の山で銭を投げても当たらない二人の女に、参詣人が挑む話。

あらすじ

伊勢参りの二人連れが、内宮と外宮の間に位置する間の山へさしかかりました。ここにはお杉とお玉という二人の女がいて、お杉は三味線、お玉は胡弓を弾きながら間の山節をうたい、参宮の人を相手に物乞いをしています。

参詣人が顔をねらって銭を投げつけても、撥で受けたり巧みによけたりして当たらないので知られていました。二人連れは、お杉お玉めがけて仙台銭を紙に包んだまま投げつけます。

これは危ないと用心棒の男がとがめました。投げた男は鼻にかかった声を出して、自分は仙台の者だと言い逃れようとします。

「いや、おまえは大阪者じゃ」「どうして」「大阪者は妙に鼻かきが多い」。

成立と背景

鼻にかかった声を出したので、鼻を病んだ者と間違えられたという仕立てです。上方の噺で、伊勢参りを描く一連の噺の一つです。お杉お玉は実在した大道芸人です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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