義眼ぎがん
義眼を誤って飲み込んだ客をめぐる噺。医者が体の中を調べたときに起こる、思いがけない出来事を描く。
あらすじ
目を患って義眼を入れた男がいる。医者からは、夜眠るときは義眼を外し、水を張ったコップにつけておくようにと言われている。ある日、その男は吉原へ遊びに行き、いつものように枕元に義眼を入れたコップを置いておいた。
隣の部屋で遊んでいた酔客が、その水を残らず飲んでしまう。しばらくして、水を飲んだ客の具合がおかしくなり、通じがつかなくなったため、医者に診てもらうことになった。
腹の中に何か詰まっているとみた医者は、器具を使って体の内側を調べる。ところが覗き込んだ拍子に、医者は大変驚いてしまう。
「先生どうしました」と聞かれた医者は、「向こうからも誰かが覗いていました」と答える。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

