落語の演目

化物娘ばけものむすめ

怪談噺幽霊本所職人

別題: 本所七不思議

武家の娘が顔を損なった身の上を抱え、屋敷に迎えられた職人と結ばれるが裏切られ、身を投げて化けて出るようになる話。

あらすじ

武家に生まれた娘は、幼いころにかかった病と、あやまって浴びた熱い湯のために顔立ちを損ねてしまった。先妻を亡くしていた父親は、吉原に通ううちに馴染みの女性ができ、その人を後添えとして屋敷に迎え入れた。父親はまた、仲間内の職人が友人の家に身を寄せていることを知り、屋敷に呼び寄せて住まわせることにした。

寒さの厳しいある夜、後妻は娘の部屋にその職人を休ませるように取りはからった。そこから二人は男女の仲になり、娘は身ごもってしまう。娘は継母にどう言われるか分からないと恐れ、一緒に連れて逃げてほしいと職人に頼み込んだ。

職人は困り果て、親戚の家を頼って向かうことにしたが、途中で娘を置き去りにして一人で逃げてしまった。身重のまま残された娘は絶望し、屋敷近くの堀に身を投げて命を絶った。その後、娘は逃げた職人を捜し求めて、幽霊となって現れるようになったという。

娘は職人を恨みながら堀に身を投げ、その後は幽霊となって彼を探し歩くようになる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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