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関東七人男かんとうしちにんおとこ
文政から天保にかけて、赤尾の林蔵を中心とする七人の博徒の出会いと争いを描く長編。
連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は侠客物(人入れ稼業・元締めの話。)
あらすじ
江戸時代の末、文政から天保にかけて、任侠に生きた七人の人物が織りなす人生を描く長編。主人公は赤尾の林蔵。叔父にあたる落合の久五郎、火の玉小僧、敵役の高坂の藤右衛門、高萩の猪之松、山ヶ谷の源兵衛、鹿沼虎吉との出会いと争いが読まれる。
成立と背景
大宮の神主の家に生まれ、のちに講釈師となった一貫斎天山が、武州の博徒から聞き取ってまとめたものとされる。宝井琴凌が付けた副題には、「澤潟屋強請」「沼田の牢破り」「二代目田島屋藤右衛門」「妙善の強請」「浅吉の博打狂い」「亀五郎の仕返し」「落合久五郎免許皆伝」「林蔵高坂へ斬り込み」「高萩の猪之松生い立ち」「林蔵と猪之松の木剣試合」「猪之松の最期」「御会式博打」「身延の喧嘩」「林蔵の故郷帰り」「林蔵の最期」の全十五話がある。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『講談事典』瀧口雅仁、丸善出版、2023年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

