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金森騒動かなもりそうどう
別題: 金森家騒動
美濃郡上藩の年貢引き上げに端を発する一揆と、幕閣中枢の失脚までを読む御家騒動。
連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は御記録物(大名家に伝わる記録や御家騒動。金襖物ともいう。)
あらすじ
九代将軍家重の治世、宝暦年間に美濃国郡上藩、現在の岐阜県郡上市で起こった御家騒動をきっかけに、大規模な一揆である郡上一揆が発生するまでを描く。
年貢の引き上げに、藩の内部の路線対立が絡んだ一揆だった。最後は郡上藩主の金森氏が改易となり、老中や若年寄といった幕閣中枢の失脚につながっていく。
成立と背景
現在は演じられることが少ない。騒動の翌年に馬場文耕が日本橋の寄席でこの話を演じ、南町奉行の命で捕らえられて極刑に処せられるきっかけになったことでも知られる。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『講談事典』瀧口雅仁、丸善出版、2023年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

