このページは公開前の確認用です。URLを知っている人だけが見られる状態にしてあります。 サイト内のメニュー・サイトマップには出ておらず、検索にも登録されません。 内容を確認したうえで公開に切り替えます。

講談の演目

五平菩薩ごへいぼさつ

世話物一席物親孝行意地百姓奥州伝説

別題: 五平菩薩浅間山噴火余聞

浅間山の噴火で水の出なくなった村で、父の跡を継いだ五平が井戸を掘り当てるまでを読む一席。

一席物(一話で完結する話)。系統は世話物(町の人々の暮らしと事件を描く。白浪物・侠客物・三尺物などはこの中の分けかた。)

あらすじ

奥州白河の近くにある泉村は水に恵まれた村だったが、天明年間の浅間山の噴火で水脈が変わり、水が出なくなる。これでは暮らせないと村を出ていく者が続くなか、五作が井戸掘りを始めるが病に倒れ、息子の五平が引き継ぐ。

村には庄屋の三郎兵衛の娘・お露がおり、五平の手伝いをする。なかなか水が出ないなか、五平が最後に父の墓の隣を掘ると、そこから冷たい水が湧き出し、続いてほかの井戸からも水が出る。

村人は帰ってきて、白河藩の楽翁公こと松平定信は七か村の総束ねの役を五平に与える。五平はお露と夫婦になり、村人たちは五平の木像を彫って村の寺に安置した。

成立と背景

天明3年(1783年)に起きた浅間山の天明噴火を扱う話。福島県玉川村には『井戸掘り五平』という民話が伝わっており、五平の井戸も残っている。

この演目を調べる・聴く

講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

← 講談の演目一覧へ