落語の演目

寄合酒よりあいざけ

滑稽噺長屋食べ物

つまみを買う金のない若者たちが知恵を絞って食材を集め、慣れない手つきで料理をこしらえる滑稽噺。

あらすじ

町内の若者たちが酒を飲もうと集まったが、つまみを買う金がなかったので、めいめいが知恵を絞って食材を持ち寄ることにした。ある者は乾物屋の目を盗んで魚の干物を手に入れ、別の者は品物をごまかして数の子を持ち帰った。

子どもたちの遊びに交ざって鰹節をもらってきた者や、原っぱで拾ったと称する味噌を持ち込む者も現れた。持ち込まれた品はどれも由来がはっきりせず、最後には鯛まで登場したが、これも人から取り上げてきたようないきさつのものだった。

集まった材料で料理を始めるが、慣れない手つきのために騒動が絶えない。魚をさばこうとすると絡んできた犬に食べ物を分け与えてしまったり、燗の加減を確かめている間に酔いつぶれてしまったりと、だしを取る手順もあやふやなまま進んでいく。

だし汁はどこかと尋ねられた男が、「褌を洗ってるところだ」ととぼける。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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