鰻屋うなぎや
開店したばかりのうなぎ屋でただ酒にありついた男が味を占め、再訪するが、今度は主人自らうなぎをさばこうとして逃げられてしまう。
あらすじ
町内にできたうなぎ屋で、職人が留守だったため代わりに出された漬物でただ酒を飲んだ男がいた。今日も職人が出かけていると見て、また同じ手を使おうと友人を誘って店を訪ねる。
男の顔を覚えていた店の主人は、今度はただ酒を飲ませまいと、鰻割きの職人の代わりに自分で鰻をさばこうとする。ところがつかんだ手から鰻の頭が飛び出し、つかみ直してもぬるりと前へ這い出してしまう。逃げる鰻を追ううちに主人は少しずつ前へ進み、ついに店の外まで出てしまう。
「どこへ行くんだい」と聞かれた主人は、「前へまわってうなぎにお聞きなさい」と答える。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

