落語の演目

たいこ腹たいこばら

滑稽噺幇間若旦那稽古

鍼の稽古がしたい若旦那にせがまれた馴染みの幇間が、渋々付き合わされて散々な目に遭う滑稽噺。

あらすじ

鍼に興味を持った若旦那が本で勉強するが、壁や猫が相手ではつまらないと感じ、なじみの幇間を座敷に呼んで鍼を打たせてもらおうとする。幇間は気が進まないが、欲しがっていた羽織と鍼一本ごとの祝儀を約束され、しぶしぶ引き受けることになる。

幇間は痛いのが怖いので、腹の皮をつまんで横向きに打ってほしいと頼むが、若旦那は自分のやり方で鍼を打ってしまう。幇間が痛がって暴れるうちに、打った鍼が折れてしまう。折れた鍼を抜こうとしてまた鍼を打つが、それも折れてしまう。

青ざめた若旦那はそのまま何も言わずに帰ってしまい、腹に折れた鍼を残されたまま、幇間は大騒ぎになる。心配して様子を見に来た茶屋の女将が事情を聞き、名の知れた幇間なのだから、多少は実入りがあったのではないかとたずねる。

女将に稼ぎをたずねられた幇間が「いいえ、皮が破れてなりませんでした」と答える。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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