落語の演目

将棋の殿様しょうぎのとのさま

滑稽噺殿様武士将棋と碁意地の張り合い

別題: 大名将棋

将棋の勝負でわがままな采配をする殿様に、ある家臣が知恵を働かせて仕返しをする武家を舞台にした噺。

あらすじ

暇を持て余した殿様が家来を相手に将棋を指すが、自分に不利になると駒を勝手に動かしたり取り上げたりするので、誰も勝つことができない。負けた家来を鉄扇で打つと言い出すので、家来たちはこぶをつくりながら困り果てる。

それを聞きつけた家臣の一人が、家来たちの仕返しをすると申し出て殿様の相手をする。殿様はいつものように駒を勝手に動かそうとするが、その家臣は将棋の駒を武士に見立てた理屈を並べて反則を許さず、とうとう殿様を負かしてしまう。

家臣が鉄扇を振り上げると殿様はひやりとするが、実際には打たれずに済む。負けたことで機嫌を損ねた殿様は、そばに控えていた家来たちに向かって、将棋盤を早く片付けて焼き捨てるように命じ、明日から将棋を指すことを禁じると言い出す始末である。

殿様が「明日より将棋を指す者は切腹を申し付けるぞ」と言い放って終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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