親子酒おやこざけ
禁酒を誓い合った酒好きの父子が、互いにこっそり飲んでしまい、酔った姿で言い合いになる滑稽噺。
あらすじ
酒好きの父親が、同じく酒好きの息子の行く末を案じ、二人でお互いに酒をやめようと約束を交わす。
ところがある晩、息子が外出している隙に、父親は女房に頼み込んで一杯だけならと酒を飲みはじめる。一杯では収まらず、二杯、三杯と杯を重ねるうちに、すっかり酔いつぶれてしまう。
そこへ息子が帰ってくるが、こちらも出入り先の旦那にすすめられて相当な量を飲んでしまい、すっかり酔っている。父親はその場を取り繕いながら息子に説教をはじめるが、呂律が回らない。
酔った父親が「こんな化け物に身代は譲れない」と息子に言うと、同じく酔った息子が「こんなぐるぐる回る家はもらってもしようがない」と笑い返す。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

