鍬潟くわがた
背の低さを女房にまでからかわれる男が、昔の小柄な力士の話に発奮して相撲取りを志す滑稽噺。
あらすじ
背丈の低い男が、女房にまで子供のように扱われることを気にして、隣家の者に相談を持ちかける。隣家の者は、体格で劣りながらも工夫と度胸で自分より大きな大関に土俵で勝ち、のちに親しい間柄になったという、昔の小柄な力士の話を聞かせる。
話に発奮した男は、その力士の名を継ぐつもりで相撲部屋に弟子入りをする。慣れない稽古で疲れ果てて帰宅し、支度のできた食事も口にしないまま眠り込んでしまう。
起こしにきた女房に伸びをしながら、稽古のおかげで身体が大きくなったと言い、布団から足がはみ出していると得意げに告げる。
女房は男の自慢を軽くいなし「当たり前だよ、そりゃ座布団だもの」と答えた。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

