落語の演目

薬違いくすりちがい

滑稽噺長屋家賃聞き違い

別題: いもりの黒焼

家主の娘に恋をした男が、惚れ薬を使って気持ちを伝えようとしたところ、頼んだ買い物が食い違って起こる滑稽噺。

あらすじ

ある男が、自分の家の家主でもある家の娘に恋をして寝込んでしまう。それを心配した友人が、イモリの黒焼きには相手の気持ちを引き寄せる力があるので、直接かけるのが難しければ娘の着物にふりかければよいと入れ知恵をする。

男は言われた通りにやってみると、しばらくして娘から直接会って話したいことがあるという手紙が届く。薬の効き目が出たに違いないと喜んで駆けつけてみると、実際は溜まっている店賃を三日以内に納めなければ出ていってもらうという厳しい催促だった。

話が違うとがっかりした男が、黒焼きを買いに行かせていた奉公人に品物を確かめさせると、頼んでいたイモリではなく、よく似た名前のヤモリの黒焼きを買ってきていたことが分かる。取り違えに気づいた二人のやり取りによって話が締めくくられる。

取り違えに気づいた男が「それで店賃の催促をされたんだ」と、がっかりしながら言って話が終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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