落語の演目

小言幸兵衛こごとこうべえ

滑稽噺長屋大家心中口癖縁組み

口うるさい大家が、借り手候補の身の上から先々の心中話まで思い描いて断ってしまう滑稽噺。

あらすじ

口を開けば小言ばかりの大家が、今日も長屋をひと回りして、魚屋や店子に小言を言って歩く。家に戻ると空き家の札を見て訪ねてきた者のうち、言葉遣いの悪い者はにべもなく追い返してしまう。

次に来たのは礼儀正しい仕立屋で、素性を細かく尋ねるうち、大家はこの家族が越してきたら心中沙汰が起きると言い出す。仕立屋には器量のよい息子がおり、同じ長屋にいる古着屋の娘といずれいい仲になるが、双方とも家の事情でその仲を認められず、二人が思い詰めて心中してしまうというのだ。

断られた仕立屋の後に、威勢がよく荒っぽい口調の男が訪ねてくる。何の商売かと尋ねられた男が答えると、大家はその返事に合わせた軽口で応じる。

商売を尋ねられた男が鉄砲鍛治だと答えると、大家は「道理でぽんぽん言い通しだ」と軽口で応じた。

演じ方の違い

同じ演目でも、演者によって細部が変わります。分かっている違いを並べています。

この演目を調べる・聴く

落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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