替り目かわりめ
酔って帰った亭主が女房や行商人相手にひと騒動起こし、最後は酒の言葉遊びで結ぶ噺。
あらすじ
酔った男が人力車で家の前まで乗りつけ、そこに住む女房に戸を開けさせる。女房はあきれるが、亭主はまだ飲み足りず、つまみを出すよう言いつける。家には漬物などの残り物もなく、女房は表へおでんを買いに出ることにする。
女房が出ていったと思い込んだ亭主は、日頃の世話への感謝を独り言のように語りはじめるが、実は女房はまだそばにいて、その言葉を聞いている。
女房が出かけたあと、通りかかったうどん屋を呼び止めて酒の燗をつけさせるが、うどんは断る。続いて流しの三味線弾きを呼んで一曲弾かせ、上機嫌になっているところへ女房が戻ってくる。燗はついているのに何も食べていないと知った女房は、近くにいたうどん屋にもう一度声をかける。
呼ばれたうどん屋は「今時分行ったら、お銚子の替り目です」と言って、家に入るのを断る。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

