落語の演目

掛取り万歳かけとりまんざい

滑稽噺長屋冬の噺借金掛け取り義太夫

大晦日、借金を払えない長屋の夫婦が、掛け取りそれぞれの好みに合わせて言い訳をして切り抜けようとする滑稽噺。

あらすじ

大晦日の長屋で、借金を払えない夫婦は、掛け取りをうまくあしらって帰らせようと相談する。狂歌好きの家主には貧乏や借金を詠んだ狂歌を並べて言い訳をし、納得させて帰らせる。

喧嘩好きの魚屋には先に喧嘩を仕掛けてその勢いで勘定をうやむやにし、義太夫好きの掛け取りには義太夫を、芝居好きの掛け取りには芝居のまねごとを演じて、それぞれ言い訳をして切り抜ける。

最後にやって来た万歳好きの旦那には、亭主が万歳のかけ合いのように調子を合わせながら、支払いを待ってもらう期限をひと月、ふた月と延ばしていき、最後には長い年数まで持ち出す。

いつ払うのかと問われた亭主は、「百万年も経ってのち払います」と答える。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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