落語の演目

言訳座頭いいわけざとう

滑稽噺病気借金掛け取り殺し按摩

大晦日の借金を、口の達者な座頭が掛け取りの先へ回って言い延べていく話。

あらすじ

大みそかになっても借金が払えず困っている甚兵衛が、口の達者な座頭あんまの富の市に一両渡して言い訳を頼みました。富の市は、掛け取りが来るのを待っていては分が悪い、こちらから先へ回って断ってしまおうと言い、甚兵衛を連れて出かけます。

米屋では杖を振り回して脅しつけ、春まで待たせました。薪屋では殺せ殺せと大声を出して四月まで延ばし、魚屋では甚兵衛が病気で払えず死んで詫びると言って待たせます。残り二軒を残したところで、除夜の鐘が鳴りはじめます。

富の市が「すまないが家へ帰るよ」と言い出したので、甚兵衛はもう二軒だけと頼みます。「そうしちゃいられねえ。今度は家へ帰って自分の言い訳をしなくちゃならねえ」。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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