落語の演目

穴どろあなどろ

滑稽噺冬の噺泥棒借金

大晦日に金の工面ができない男が、開けっ放しの店に入り込み酒や料理を食べているうちに穴蔵へ落ち、泥棒騒ぎに巻き込まれる話。

あらすじ

大晦日になっても三両の金を工面できずにいる男が、女房から嫌味を言われて腹を立て、家を飛び出してしまう。あてもなく夜道を歩いていると、戸を開けっ放しにしている店を見つけ、不用心だから教えてやろうと中に入り込む。

店の中には宴会の後らしく酒や料理が残っており、男はそれに手をつけて飲み食いを始めてしまう。次第に酔いが回るなか、床を這っていた赤ん坊に気を取られてかまっているうちに、足を滑らせて穴蔵の中へ落ちてしまう。

店では穴蔵に何者かが潜んでいると分かり大騒ぎになる。鳶の若い者が呼ばれて捕まえようとするが、穴の中の男が乱暴な言葉でどなるので誰も近寄れない。旦那が一両、二両と金を積むと申し出るたびに、男はさらに強気な文句を返して降りようとしない。

旦那が三両出すと申し出た途端、男は態度を一変させ「三両なら、俺の方から上って行く」と言って自分から穴蔵を上がっていく。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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