池田の猪買いいけだのししかい
体が冷えるので猪の肉を食べたいと考えた男が、撃ちたての新しい肉を求めて猟師と山へ向かう話。
あらすじ
体の冷えに困っていた男が知り合いに相談すると、猪の肉を食べるとよいと勧められる。ただし肉屋で売っているものではなく、撃ったばかりの新しい肉でなければ効き目がないと言われ、山を知る猟師のもとを訪ねることにする。
猟師と連れ立って山に入ると、雌雄二頭の猪に出会う。猟師が狙いを定めて一頭を撃ち留めると、駆け寄った男は猟師に新しいかと尋ね、呆れられながらも念を押すように鉄砲の台尻で猪をたたいてしまう。
すると猪は銃声で目を回していただけだったため、たたかれた拍子に意識を取り戻し、そのまま山へ逃げていく。逃げていく猪を見ながら、猟師が男に向かって皮肉を返す。
たたかれた拍子に目を覚まして逃げ出す猪を見て、猟師が「ほれ見ろ、あんなに新しい」と返して終わる。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

