落語の演目

法事の茶ほうじのちゃ

滑稽噺幇間若旦那幽霊親子

退屈しのぎに人を呼び出す茶の趣向を若旦那が真似ると、亡くなった父親が現れて説教をされてしまう滑稽噺。

あらすじ

若旦那に呼び出された幇間の一八は、気晴らしになる面白いことをしてみせようと、熱く焙じた茶に湯を注ぐと、その煙とともに会いたい人が姿を見せるという趣向を持ち出す。面白ければ買い取ると言われた一八は、若旦那の望むままに役者や芸人などを次々と呼び出してみせる。

一八がほかの座敷に呼ばれて席を外している間に、若旦那は馴染みの女に会いたくなり、見よう見まねで自分でも茶を焙じてみる。ところが現れたのは三年前に世を去った父親で、お前は私が死んだときも遊び歩いていて、今も道楽をやめないのかと若旦那を叱りつけ、そのまま姿を消してしまう。

戻ってきた一八に事情を話すと、一八は「あなたの法事(焙じ)が足りないからだ」と洒落で切り返す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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